自分史を
作るには

 年代順に並べられれば、並べてみるのも良い方法です。一覧表を作って見て下さい。参考になりそうな資料を列記すれば、日記(自身の物の他、親など家族のも参考になります)・アルバム(学校の卒業アルバム・親戚や友人所有のアルバムなどからも複写が出来ます)・手帳・学生時代の文集・同窓会関係の名簿等・通知表・表彰状・各種取得免許・手紙類・給与明細・俳句・短歌・絵画・論文などの作品類・近親者の記録・戸籍謄本・昔の地図・ビデオ・8ミリ等々

 年月日や人名(年齢)、地名、建物名、住所など、正確であればあるほど執筆は楽になり、内容も充実したものになります。写真や地図・絵などビジュアル資料も豊富であると便利です。
1.時期(事柄)ごとに、資料を整理し、どのくらいの原稿枚数になるか大ざっぱな見当をつけて見ましょう。

2.見当をつけるには、「適当な事柄」の一部分を粗雑な書き方でも構いませんから、原稿用紙(ワープロ・パソコン、もちろんOKです)に書いてみることです。何枚(何字)ぐらいになりました?仮に、400字5枚だったとしましょうか。

3.「適当な事柄」の一部分が400字5枚ならば、「適当な事柄」の全体がその何倍くらいになるのか、おおよそ予測出来るでしょう。その5倍なら25枚です。この25枚分を、仮に第一章としてみます。

4.他の事柄については書かずに、乱暴は承知の上で分量の予測をしましょう。第二章は300枚〜400枚くらいになれば、自分史としては1冊の本にしておかしくない分量です。

 形式は自由。自分向きのものをお作り下さい。簡単なやり方を一例としてあげます。

1.図書館などで年鑑類をご覧になり、1年ごとの項目の少ない年表をコピーしましょう。見つけづらい時は、用途を言って図書館の人に教わって下さい。

2.このコピーを大学ノートの左ページに貼り(1ページに2〜5年分程度を切り貼り)右ページには、その時期に起きたご自身の思い出深い「事件」を略記します。「事件」とは、例えば近親者の誕生・死、入学・卒業、引っ越し、就職、結婚、出産、新築、自動車の購入、子どもの「事件」、旅行、転職、作品発表、退職、受賞・栄典等々。これで、自分史用の簡単年表の出来上がり。パソコンのワープロ、データベース、表計算ソフトなどを使ってもいいでしょう。

1.分量の調整:分量を計算している段階で、「章」の順番も自然に決まりかけてきたと思います。後で変更は出来ますから、とりあえずの章建ては出来たことになります。分量が多いようでしたら減量します(章を減らすなり、事項を削るなりしましょう)

2.口絵あるいは文中に写真や絵を入れたり、短歌や俳句を入れたりすることも考慮してください。図書館などで、「こんな本にしたい」というサンプルを見つけて、その真似をすると便利です。

1.多い・少ないの問題。とうぜん、資料の多い時期と、少ない時期とがあるでしょう。少ない時期については、必要がないならそのままにしておき、必要ならば補充の努力をします。補充の仕方は人により、時代により、事項によりそれぞれ異なりますので自分なりの工夫を。

2.資料と簡単年表から、どこを重点的に書くか決めます。全部書くのは大変ですから、書きたい所をマークしておくのです。